パパVS新しいパパ

Netflixで初めてみたホームコメディ映画

パパVS新しいパパのレビューをします。

たまたま旦那が再生したので一緒に観ていたのですが予想以上に面白かったです。クスッと笑える所も沢山ありました。2015年アメリカ公開されました。日本では劇場公開されていません。ウィル･フェレルとマーク・ウォールバーグが主演を務めています。

主人公のブラッドはサラという女性と結婚します。サラには2人の子供がおり継父となりました。ある日サラの元夫で子供達の実の父親のダスティがやって来ました。主人公は穏やかで優しいが真面目過ぎる性格で仕事はラジオ局の重役。そんな彼とは正反対に特殊部隊の隊員だというダスティはワイルドかつセクシーで何処か憎めない性格。子供達はすぐに彼に懐いてしまいました。

ブラッドはダスティに嫉妬して子供達の支持を取り戻そうと頑張るのですが全て空回りしてしまいます。ダスティも様々な手を使ってブラッドより良い父親な所を見せようとします。

私はどちらかと言うとブラッドに同情しました。で中々上手くいかないのを見て凄く歯がゆかったですしダスティみたいに何でも器用にこなしてしまう人間な嫉妬してしまう事に共感しました。まるで私と実の姉のようだと思いました。私は不器用で昔から真面目過ぎると言われていました。姉は友達も多く運動も勉強もでき手先も器用でした。子供はどんなにダスティが努力していてもブラッドの魅力的な部分しか見ていません。思った事もはっきり言います。それに継父より実の父親が良いのは当たり前だとも思います。しかしサラは元旦那の本性を知っていますのでダスティの味方でいてくれます。それだけが救いですね。映画の後半でダスティが家を出ていく所まではブラッドが圧倒的優位でした。しかし、いざ父親としての仕事をすると全くうまくいかないブラッド。自分は父親に向いていないと言うことに気付きます。娘に誘われていたダンスパーティーも行こうとしませんでした。ダスティはたまたまブラッドに出会います。そこで自分が今までやっていた子供たちの送り迎え等がうまくいかないと言うことを聞きます。最初は譲り合っていましたがダンスパーティーに行く事を約束していた為早く行かなければと2人で向かいます。最後ダスティとサラの家の隣にブラッドは家を建てて別の女性と再婚します。そしてブラッドはその女性の娘の継父になります。そしてダスティと同じように実父が家にやって来る...という形で物語は終わります。なんだかんだ主人公が報われて誰も不幸にならないのが良かったです。

内容もわかりやすいですし何故劇場公開しなかったのか疑問に思いました。海外ではあまり人気なかったのでしょうか？まぁ話題性には欠ける内容かも知れません。でもぶっちゃけ下手なマンガの実写版より面白いです。続編もあるようです。続編はあまり期待しませんが...💦

海外は日本と違ってホームドラマや映画が多いですよね。私は結構このジャンルは好きかもと思いました。